12月25日までに年賀状を出してほっとしたのも束の間、12月28日は門松のお届けです。最後は30日にカレンダーを配りきって仕事を終えるのが、毎年の恒例行事となっています。
カレンダーは毎年楽しみにしていてくれるお客様もいて、10年以上同じ俵万智作「花と短歌のカレンダー」を配っています。
門松ですが、年々飾る家は減っており、会社や商売をしている店などに置いてあるのが多いですよね。でも門松を飾ると特別な気分になるし、日本人としての続けていきたい文化ですので是非お勧めです。神様への感謝の印を飾るという心の余裕を持った人生を送りたいですね。
門松とは
正式なのは3本竹が付いている門松です。我々造園会社や花屋さんに注文すれば、設置、撤去までやってくれます。造園家のなかではいかにオリジナリティー溢れる門松が作れるかと、インスタなどで盛り上がっているようです。
カジュアルな松とウラジロの門松
それより手軽にできるのは、若松1対を玄関先の門や支柱代わりになるものに括りつけるだけです。千円前後でお手軽に設置できます。その際ウラジロがついた和飾りをつけるのがお勧めです。白垂れと三点セットでスーパーなどで購入できます。
さらにカジュアルなら注連縄の玄関飾り
玄関ドアにしめ縄でできた玄関飾りも素敵ですよね。水引や縁起物を付けて、新たな気持ちで神様をお迎えするのに十分と思います。
門松の由来
門松は日本固有の年神様を迎え入れる依り代(よりしろ)という意味なのだそうです。鏡餅は年神様へのお供え物だそうです。元は中国からきた習わしらしいですが、松を「祀る」「待つ」という意味から松を飾るのが一般的になったらしいです。
飾る日はいつ?
12月29日は9(苦に通づる)、12月31日は一夜飾りとなりが縁起が悪い日とされていますのでこの日を避けて飾ります。一般的にクリスマス後、特に少し間をおいた28日頃がいいでしょう。
飾った後はどうする?
撤去は1月7日が多いです。それを神社のどんと焼きに持っていくのが習わしとなっています。日本固有の文化として代々、子供にも受け継いでいきたいですね。